Dr.Nosebleed
Published by HOBO-SAN on at 8:33 午後.幼稚園の頃のある日曜日、朝起きると鼻血が滝のように流れ、枕を真っ赤にしたことがあるんです。両親の言うことにはだんだん私の顔色が青くなってきていてこりゃまずいと思ったそうで、救急車を呼んだんです。で、幼稚園の子供の頭の中では、救急車=手術。手術=死。な訳ですから、私は鼻血垂れ流しながら相当びびったんですね。泣きじゃくりました。親父の腕に抱えられ救急車に無理やり詰め込まれお母さんが付き添って一路救急病院へ向かったのです。しかしこれがまた日曜日の朝だからどの病院も受け入れてくれなくて、とんでもなく遠いところまで遠征させられてしまったのですね。もちろん鼻血出しながら。。。救急隊員のおじさんがずっと私に言っていたのは「泣くな。泣けばもっと出てくるぞ」だったのをよく覚えています。でも「泣くな」と言われても、私の頭の中ではもう救急車に運ばれている時点で死に近づいているわけですから、とても怖くて怖くて泣き止むことは出来ませんでした。お母さんも「大丈夫よ大丈夫よ」って言ってくれたけど、まさか私の頭の中で死を覚悟しているとは思ってもいなかったことでしょう。やっとのことで、病院に着くと、お医者さんがあっさりと鼻血を止めてくださいました。確か左の鼻穴だったような気がします。で、お母さんとお医者さんが話している時、どうしても鼻がむずむずして、どうしてもくしゃみがしたくなっちゃったんですね。で、しちゃったんです。そうしたら、右からブーって。。また出てきちゃったんですね。そっちのは軽傷みたいでしたけど。結局両方の鼻穴をふさがれてしまいました。苦しかった。帰りは親父とおねえちゃんが車で迎えに来てくれました。ワレワレ姉弟は車の匂いが嫌いでよくドライブに連れて行かれるとゲボゲボしてましたから、おねえちゃんうれしそうに新しい芳香剤を見せてくれたんですけど、両方の鼻穴をふさがれてしまってはかげませんでしたね。
そんなことがあってから、鼻血が出やすいんです。粘膜が弱いらしく、フランスでは医者がジュッっと焼いてくださるそうなのですが、それもイヤなので医者に見せたことはありません。でもそんなこんなで、ティッシュを鼻血用に丸める技とかに長けていて、そのおかげで鼻血も一瞬で止められます。一番テクニックがいるのは、職場で、鼻血が出てきて誰知らず止めてしまうテクですかね。脱脂綿を使って止めようとする人いますが、一番いいのはやっぱクリネックスを丸めた奴でしょう。私も鼻血博士!って人いたら、またメッセージください。
Evian
Published by HOBO-SAN on at 10:11 午後.ジュネーブまでは下の道でなんとか乗り切ろうとがんばったら、途中で道をどっかそれてしまい、とんでもない山道を登る羽目に。あたりはひっそりし、がけ崩れ注意の標識が50メートルおきに立てられ、山を登りきると十字架が100メートルおきに現れ、これから何かが起こるのではないかと本当にぞっとした。山を下る間は谷間風が吹き続け、牛注意の標識と十字架が入り乱れ、またもやおどろおどろしい雰囲気に。一行は怖くなって先を急ぎ、ようやくシャンベリーあたりに高速の標識を発見。早速高速道路でジュネーブを目指した。
スイスの検問所ではマリオみたいな人にパスポートを見られ、スウェーデンと日本という不思議な力を持ったパスポートのおかげで何にも聞かれずパスをした。前は落ちたマフラーを引きずって日本人野郎二人で入ったもんだから止められたんだなきっと。ジュネーブは前に2度ほど訪れたことがあるので、今回は無視し、レマン湖のほとりで写真を撮って湖沿いにエビアン方面へとドライブをした。その写真を撮った時にウンコを踏んでしまい、車の中はウンコの匂いでいっぱいで、今回のジュネーブのにおいはウンコだった。エビアンに行く途中N5という道から少し外れて走っていったら、再度フランスに入る時の検問所には誰もいなかった。てことはあそこからなら、スイスに簡単に入れるということか。
エビアンに着いておにぎりを食べ、エビアン展示会に行こうとしたら閉まっていたので観光センターでどこにエビアンらしいものがあるのかを聞いたら、近くで湧き水を飲めるところがあるというので早速そこに行った。その場所ではおじいさん(推定120歳)が沢山のペットボトルを抱えて水を汲んでいたので、キヨさんスマイルでそのペットボトルをもらった。その貴重なボトルに壁からドクドク流れるエビアンを汲み、ガブ飲みしたら後ろから来たオランダ人カップルがうらまやしそうにしてたっけ。そんなこんなで、近くのスーパーで2リットルペットの水を4本買い、その水を捨ててエビアンを家に持ち帰ってきた。このおかげで、今はエビアンご飯とエビアン洗顔が流行っている。
楽しい一日でした。
Cheburashka DVD
Published by HOBO-SAN on at 1:36 午前.ちなみに、4部目は日本で売られているDVDには入ってません。もちろんミトンのDVDは売ってません。4部目はチェブラーシカたちが町に出ます。
Milko
Published by HOBO-SAN on at 9:43 午前.http://milko.hosting.mrfriday.com/
イケアの学習机と白い学習机
Published by HOBO-SAN on 2004/02/13 at 10:08 午前.MOVED
Published by HOBO-SAN on at 11:07 午後.アドレスは後ほど告知いたします。ブックマークやリンクして下さっている皆様、ご変更の程よろしくお願いします。
今日はラストサムライをあんまり行く気がしないけど見に行きます。と思ったら、もう全部吹き替え版。行きません。
Yann Tiersen
Published by HOBO-SAN on at 3:55 午後.http://www.yanntiersen.com/
さ、明後日はここリヨンで新しいEricを探さないと。
Le Puy
Published by HOBO-SAN on at 9:43 午後.こないだの日曜はここに行かずボージョレー方面へ行ったのは失敗だったが、今回は帰路でマックのグラティナードとかいう新しいバーガー食べて気持ち悪くなったの以外は、大成功。気分が安らぎました。あういう、観光地観光地していないところで観光するのって好き。コーヒーもいっぱい1ユーロだったしさ。良かった良かった。
ルピュイ動画は下↓をクリック。
http://www.toylabo.net/hobo/LyonReport014.wmv
La culture du geste
Published by HOBO-SAN on 2004/02/02 at 11:24 午後.よく先ギレしているフランス人を目撃できる場所として挙げられるのは運転中の交差点です。そこでは右側が優先が交通ルールで、左側から車が来た時はもちろん右側はちょっとばかり強引に前に出ていいのですが、たまに左側の奴が間違えて前進してくる時があります。
で、そんな時、なぜかわからないが、その左側の奴が先ギレするんです。ピューターンピューターン言うんです。だからこちらも負けじとそんなのに出くわしたら先ギレしてやろうといつも待ち構えているのですが、いつもタイミングを逃しちゃうんですね。タイミング的に成功したとしても、そのおサル風に曲げた手が頭上を通り過ぎて後頭部の方まで行ってしまったりする。そうすると、なんとも本当のお猿さんみたいになってしまうのです。
キレたもん勝ちのような状況によく出くわしますから、是非ともこのおサルジェスチャーをものにしたいのですが、もう諦めることにします。やっぱ、日本人はそんな時は日本人らしく笑顔ですね笑顔。ハニカミ君でいきましょう。
今日は勝手にワタクシの車にぶつかってきた黒仏人君が先ギレしてワタクシの車ぶったたいたりしていたので、先ギレについてブログしてみました。
Auto Ecole2
Published by HOBO-SAN on at 7:35 午後.まず、滞在1年目に県庁の免許取り扱ってるところに行けば、ほとんどの場合自分の日本の免許と引き換えにフランスの物に変えられる。その時、日本の物は手元には残らないので、日本にちょろっと帰った時とかに、府中行ってその旨を伝えれば、再発行も可能。ちなみに、日本の免許更新の時期が近づいている場合、更新1年前未満なら理由とその証明(航空券とか、パスポートとか)を見せれば、早めに更新させてくれる。
うんで、ワタクシの場合、フランス滞在1年目には国際免許を持っていたのでのんびりとフランスのものに引き換えずにいたのが間違いで、2年目には引き換えを断られちまいました。というわけで、教習所に行かなければならないことに。。教習所は、どっかのおっちゃんが勝手に始めたウサギ小屋のようなトコからかなりきちんとしたトコまでいろいろ町のいたるところに点在しています。ワタクシが通ったのはこのウサギ小屋の方。実技クラスは免除されたので値段は450ユーロ程度。この学科クラスがかなり適当。授業は教官(兼秘書)にリモコンを渡され、そのウサギ小屋の奥にある畳三畳程のビデオ室で勝手にビデオ授業。レポンス・アーとかベーとか四択にひたすら答えていくだけの超楽勝クイズなのです。で、これやってるとたまにそのビデオCDがフリーズするので、おっちゃんがやってきてガンガン叩く。そうするとまた一からやり直しとかでこれの繰り返しが一日2時間くらいの授業となっています。早くDVDにでも変えろよなと思いました。学科の授業は適当にCD-ROM買って家のパソコンで同じことができるので、結局450ユーロってかなりぼられていることになる。このビデオリモコンリスポンス形式は実際の学科試験でも採用されていて、50問中5問しか間違えられないという授業のレベルの割には厳しい試験なのです。でも、一応ガイジン専用試験日があって、この試験中フランス語的にわからないことがあれば質問してもいいことになってます。そうなると、もうアラブの人は大変。思いっきり試験中に答えを出させるような質問ばかりしていました。
実技の方は実技クラス免除と言えど、授業2回は受けなくてはならなかったのですが、これも適当。教官ぷか〜って車内でタバコふかしてるし、世間話をするだけで基本的に何も言われないし、縦列駐車がうまくできれば、オッケーって感じなのでした。実技試験も適当。ワタクシはもちろん運転暦もありますから楽勝だったのですが、同乗した他受験生の場合、エンスト2回して立ち上がるのにかなりパニクってたけど、合格してましたから。合格証は手書きでその場で手渡され、それが仮の免許状のような形になり、1ヶ月有効なので、その間に本免許に変えに県庁に行きます。そこでフランス免許Permis Bっちゅうのが手に入るわけです。EU全域で使えます。ちなみに、国際免許はドイツでは有効ではないのでご用心。それから、車に貼ってあるシールでAっちゅうのは別にAuchan製の車なわけではありません。ただの初心者マークです。
そんなわけで、これからフランスに長期滞在する方で、免許の引き換えを忘れてしまったりした場合でもご安心ください。楽勝ですから。受かった後が大事です、如何に音を立てずに前後の車を強引に物理的に払いのけて縦列駐車内から抜け出すかとか、ナチュラルな横入りの仕方とか、何回凱旋門の周りをクラクション鳴らしながら回れるかとか、そういう方が大事ですから。