HOBO-SAN JOURNAL SWEDEN

スウェーデンでシュールストレミングを食べて子供が生まれました。もう3歳になりました。そしてもう一人生まれました!


Auto Ecole2

というわけで、フランスの自動車免許について。

まず、滞在1年目に県庁の免許取り扱ってるところに行けば、ほとんどの場合自分の日本の免許と引き換えにフランスの物に変えられる。その時、日本の物は手元には残らないので、日本にちょろっと帰った時とかに、府中行ってその旨を伝えれば、再発行も可能。ちなみに、日本の免許更新の時期が近づいている場合、更新1年前未満なら理由とその証明(航空券とか、パスポートとか)を見せれば、早めに更新させてくれる。

うんで、ワタクシの場合、フランス滞在1年目には国際免許を持っていたのでのんびりとフランスのものに引き換えずにいたのが間違いで、2年目には引き換えを断られちまいました。というわけで、教習所に行かなければならないことに。。教習所は、どっかのおっちゃんが勝手に始めたウサギ小屋のようなトコからかなりきちんとしたトコまでいろいろ町のいたるところに点在しています。ワタクシが通ったのはこのウサギ小屋の方。実技クラスは免除されたので値段は450ユーロ程度。この学科クラスがかなり適当。授業は教官(兼秘書)にリモコンを渡され、そのウサギ小屋の奥にある畳三畳程のビデオ室で勝手にビデオ授業。レポンス・アーとかベーとか四択にひたすら答えていくだけの超楽勝クイズなのです。で、これやってるとたまにそのビデオCDがフリーズするので、おっちゃんがやってきてガンガン叩く。そうするとまた一からやり直しとかでこれの繰り返しが一日2時間くらいの授業となっています。早くDVDにでも変えろよなと思いました。学科の授業は適当にCD-ROM買って家のパソコンで同じことができるので、結局450ユーロってかなりぼられていることになる。このビデオリモコンリスポンス形式は実際の学科試験でも採用されていて、50問中5問しか間違えられないという授業のレベルの割には厳しい試験なのです。でも、一応ガイジン専用試験日があって、この試験中フランス語的にわからないことがあれば質問してもいいことになってます。そうなると、もうアラブの人は大変。思いっきり試験中に答えを出させるような質問ばかりしていました。

実技の方は実技クラス免除と言えど、授業2回は受けなくてはならなかったのですが、これも適当。教官ぷか〜って車内でタバコふかしてるし、世間話をするだけで基本的に何も言われないし、縦列駐車がうまくできれば、オッケーって感じなのでした。実技試験も適当。ワタクシはもちろん運転暦もありますから楽勝だったのですが、同乗した他受験生の場合、エンスト2回して立ち上がるのにかなりパニクってたけど、合格してましたから。合格証は手書きでその場で手渡され、それが仮の免許状のような形になり、1ヶ月有効なので、その間に本免許に変えに県庁に行きます。そこでフランス免許Permis Bっちゅうのが手に入るわけです。EU全域で使えます。ちなみに、国際免許はドイツでは有効ではないのでご用心。それから、車に貼ってあるシールでAっちゅうのは別にAuchan製の車なわけではありません。ただの初心者マークです。

そんなわけで、これからフランスに長期滞在する方で、免許の引き換えを忘れてしまったりした場合でもご安心ください。楽勝ですから。受かった後が大事です、如何に音を立てずに前後の車を強引に物理的に払いのけて縦列駐車内から抜け出すかとか、ナチュラルな横入りの仕方とか、何回凱旋門の周りをクラクション鳴らしながら回れるかとか、そういう方が大事ですから。



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