HOBO-SAN JOURNAL SWEDEN

スウェーデンでシュールストレミングを食べて子供が生まれました。もう3歳になりました。そしてもう一人生まれました!


Mario Piano

スウェーデンのドキュメンタリーたくさん紹介してきたけど、それにも負けずと劣らないピアニスト発見。結構このビデオ、ウェブ上でたくさん公開され始めているけど、このロングバージョンはあんまり知られていないよう。マリオを耳コピでここまでやれる彼はかなりイン!このほか中国人ポイ少年が弾いてるビデオも見たことけど、そっちのはちょっと照れくささみたいのが見え隠れしてこちらが少し恥ずかしくなる。

で、彼のウェブサイト発見。The Blindfolded Pianist。どうやら彼、インターネットコンサートとかもやっちゃりしてる。すごぉい。彼にメールするとリクエストに答えてくれるらしいぞ!なに弾けるかって聞いたら、ゼルダとファイナルファンタジーともちろんマリオだそう。スーパースターだね彼。

スーパマリオピアノ少年
音質はこっちの方がいい↓
ttp://uptown.jengajam.com/blindfoldedmario.wmv

China Toy Girls

安価なおもちゃを生産する工場で働く中国人女性にスポットを当てたお馴染みSVTのドキュメンタリー。「Inifran leksaksfabriken

スウェーデン人はこの手の「人権無視を斬る」的な番組が大好き。こういう番組を見ては、「信じられない」「低俗だ」だのという罵声を浴びせる。これはスウェーデン人たちの日課。特に発展途上国の女性たちの問題、日本人女性の社会進出の問題とかは大好き。

今回のこの番組では腹黒そうな中国人経営者が「働かない奴らには金をやらない」みたいなことを言って、中国人女性たちが過酷な労働に虐げられているのを紹介している。彼女らはお金を貯めるために昼食抜きで15時間以上働いているとのこと。また90パーセントが女性だというこのおもちゃ会社のマネージャーは「女のほうがマネージしやすい」とか言ったりしているので、スウェーデン人女性は怒り心頭に発している。

この番組を見ると、ディズニーのぬいぐるみとかチャブラーシカのとかが違った形相をして見えてくる。

Demenager

あと残り1ヶ月。長かったフランス生活ともお別れ。今は引越しの準備に追われている。日本へ送るものとスウェーデンへ送るものを分けつつ、売り払うものをリストアップした。売りに出すものの写真なんかもアップするんで、買いたい人はまた連絡ください。

昨日は大家がここを借りたい人を4組ほど引き連れてやってきた。面白いのはドアを開けたときにスウェーデン人と日本人に鉢合わせたフランス人カップルたちの顔。この時に変な顔しなかった奴に次の住人になってもらいたいと思っている。選択権はボクにないけどね。

でも、そうでしょう。きっとここにはちょっと変な人がまた住むことになるんだろうと思う。入り口のドアには落書きされていて大家は一向に直そうとしないし。何しろ入り口にインターフォンなしなんて、フランスのどこ探してもこの建物ぐらいでしょう。なんてたって1930年から建ってるボロアパートだからね。戦時中はどんな状況だったんでしょう。

ちなみに大家はユディッシュフランス人。リヨン3区でルモルク(車で引っ張る台車)を売っている商人です。ユダヤ商法ってユダヤ人たちが生きてきた逆境の中から起こってきたものらしいんだけれども、まさに家の大家はその逆境に立ち向かっています。家の周りは開発の波に飲み込まれ古い家は潰されては近代マンションに変身し、リヨンのClubbingとかほざいているアホどもの住居と化しているんです。しかし、それでもここの大家、われらがCharnoudはそんなことにはめげずに平屋を持ち続けています。時には一通の道路を遮断してトラックを止め近所と大喧嘩。時にはシャッターに大きな落書きをされ。時にはショーウィンドーのガラスを割られ。そんなこんなでもCharnoud一家はめげずに元気に商いしています。

この家とお別れするのもなんとも寂しい限りでございます。何年かしてまたリヨンを訪れたときにこの家が残っているといいな。リヨンの旧市街と並んで、世界遺産に登録されるといいな。

Pojkar/Boys

SVTドキュメンタリーより。「ポイカー」(男の子達)という題名のこのビデオ、南スウェーデンのMalmoにある荒れ荒れの学校で働く、校長になることを夢見る中年教師のお話。移民の多いこの地域の荒れようったら、いわゆるスウェーデンスタイルとか何とか言っているイメージとは大違い。この先生、ちょっと傷つきやすくって、周囲からはこの学校に向いていないので辞めることを勧められる。でもそんな中、一人の不良少年の更生の手助けをする大役を果たすという、涙チョチョギレルお話。映像と音楽の美しさも必見です。

Chiwawa Again

こないだのチェコの世界最小チワワに対抗して、インドの世界最小チワワ。
インド人がうちらのが最小だって言ってます。
世界最小チワワ動画(Aftonbladetより。)

"La Maison de la Cle" Lyon

いろんな鍵屋を巡り、最終的にたどり着いたのがここ。でも土曜なので閉まっていた。いろんな鍵屋で聞いた話、出張して家の鍵を付け替えてくれるのはリヨンではここぐらいなのだそう。月曜にでも早速電話して依頼するつもり。それはともかく、フランスの鍵屋って何の身分証明書も必要なく合鍵が作れてしまうが、これでいいのだろうか。

ここんとこ、天気が悪い。雨上がりには虹が出てきれいだが、常にどよんとしていていやになる。しかし、それでもヨーロッパは冬がいい。フランス人もあんまり人を直視しなくなる時期、自分の時間が持てていい。外は寒いが中は暖かく、自分の世界を作りやすい。

スウェーデンはその期間が長いから、だからとても暖かなひと時を作る業に長けているのだと思う。ろうそくとか、暖炉とか、南のヨーロッパとは違った趣がある。サンタクロースもそうだ。やたらに帽子を深くかぶっている。とってもコージーです。

Cordonnerie et Voleur

いやぁ。やられちゃいましたよぉ。盗人に。物盗まれるとあれね、心も盗まれるのね。だから、こないだの日曜からずっと、シュンとしてました。

St Didier Mont d'orの先に小山があるんですね。で、そこで栗拾いしたんですよ。もう猟解禁されてるんで、辺りは銃声が轟き怖くてたまりませんでした。だから、「俺たちは獲物じゃないですよぉ!」って叫びながら森の中を散策したんですね。そうすると、その声に反応してどんどん鳥が逃げていくもんだから、猟師たち本気でこっちを撃ちたかったんでしょうね。

それはさておき、かれこれ30分度栗を拾って車に戻ったところ、鍵が開いてるじゃありませんか。こんな時は大体、「あ、閉め忘れたんだった」なんていう呑気な解釈をまずするんですね。ところがどっこい、バッグがないじゃないですか。ピッキングされてたんですよぉ。どういう方法かって、それがよくわからない。ほんの少しだけ鍵穴に傷がついてましたから、プロがやったんでしょうね。

で、そのバッグには家の鍵が入ってましたんで、早速ポリスに行きました。日曜は結構暇なのかフランス人らしからずものすごい手厚い対応をしてくれました。損害証明も丁寧に発行してくれて、すぐに鍵を取り替えるようにとアドバイスをいただきました。やさしいポリスに感謝!

で、アパートに戻って、大家にメインエントランスの鍵も変えるよう指示されたことを伝えると、なんのお構いもなしに「家のだけ変えれば、それでいいから」なんて言うじゃありませんか。あいついつまでたっても適当なんですよ。最後の最後まで窓のツッカエとかつけてくれなかったしさ。今度ギャフンと言わせないとね。うん。でもどうやって言わせるの?

で、Cordonnerie(鍵屋)をGoogleで検索してみました。そしたら出てくる出てくるフランスのヘボサイト。特に思いっきりCordonnerie.frのドメインとっちゃってるのが、Le Mansのどっかのしらない店のサイト。空き巣の多いお国柄なんだからこういう仕事、チェーン展開とかしたら儲かるんだろうけどなぁ。とにかく、ここフランスでは中途半端にネットがうまく動いとらん。足使って探したほうがよっぽど速いことがたくさんある。だから鍵屋探しのたびに今週末辺りに出ようかと思ってます

CATMAN VS CATWOMAN

うちの近所、最近猫だらけ。それもこれもキャットマンの仕業。彼、帰宅ラッシュの始まる午後5時くらいになるとうちの前の角っこに現れる。餌持参で。それで、野良猫たちに1時間くらいかけて餌付けするのね。だからうちのまん前にある横断歩道に時々猫が歩いていたりして、暴走馬鹿フランス人車とかが勢いよく轢く間際でストップしたりして危ない危ない。それもこれもキャットマンのせい。

彼、最近お目当ての女性を見つけたらしく、ご自慢の猫ひげを相当丁寧に手入れしている。で、この女性も女性で猫好きでこまる。だから彼女のことはキャットウーマンと呼ぶことにした。もうとにかく、彼らのおかげで野良猫たちが飢えを凌げるのはありがたいことなんだけれども、これのせいでリヨン中の野良猫たちが集まり始めても困ってしまう。キャットマン、最近、餌を探すのにうちのゴミ箱とかあさってるし、度が過ぎないように監視し続けたいと思っている今日この頃。

VOLVIC

エヴィアン旅行に続き、今回はちょっくらオーヴェルニュ方面へ。まずは最初に目に飛び込んできたヴィシーにハンドルをきる。街に着くと彼女も僕もトイレに行きたくてたまらなくなり、なんとか早く車を止めようとしたのだけれども、パーキングが見つからず。仕方がないのでヴィシー駅まで車で足を運ぶ。しかしさすがフランス、小便臭い駅にトイレがあるはずはない。一路二人は町から離れたマクドナルドまで行くことにした。

マクドナルドのコーヒーはチョコまでついて1,2ユーロ。トイレもきれいなのでとても満足。このブログで何度も行っているようにフランスのマックを食べるといつも後悔するのだけれども、この日だけはこの満足感に大感謝。

トイレも終わったので、さてヴィシーに戻ろうと思ったが、腹が減って動けぬ。家から持参した特製ハンバーガーをマクドナルドの駐車場で頬張ることにした。子供が泣き出すほど怖いドナルドの顔を見ながらの特製ハンバーガーの味は格別だった。

もうそうなると、ヴィシーなんてどうでも良いということで、リヨンに帰ることにした。しかし、日ごろヨーロッパ旅行をする時以外は地図なんてもっていないので、どっちに帰ればよいのかわからなくなってしまい、車に置いてあった方位磁石をたよりにとりあえず東へ進んでみた。ところが、どこで間違えたか、クレルモンフェラン行きの高速に乗っているじゃないか。

しょうがないから、クレルモンフェラン経由で帰ることを決意。途中ヴォルヴィックを通過するので、エヴィアン、トノン、ヴィシーと水の町はほとんど巡ったのだからその帰結としてボルヴィックに寄ることとした。午後6時半、そんな時間にこんな小さな村に観光客なんておらず、とても不気味な印象だった。そういえばヴォルヴィックの宣伝をしていたジダンも禿げてたっけ。

そうそう、その前の日に2ちゃんで人食の話をタラタラと読んでいたもんだから、そんな山奥のひっそりした村に到着しちゃったらそりゃ、そういうの思い出すでしょう。だから、僕らの目にはヴォルヴィックの人々の顔は、人を食っちゃってそれを隠しているように見えたっけ。あぁ怖かった。

そんなこんなで、水の町巡り完全制覇。今度は六甲にでも行こうかしら。

フランスにいるのもあとわずか。つぎはどこへいきましょう。

Cirque Pinocchio

今日これ行こうと意気込んでいたのに、値段見たら28ユーロもとられることに気がついたので却下。なので、菊次郎の夏を観ることにする。

バルーンファイトのグラフィックってきれい。音楽もいい。


Links

    follow me on Twitter

    Links2



    XML