HOBO-SAN JOURNAL SWEDEN

スウェーデンでシュールストレミングを食べて子供が生まれました。もう3歳になりました。そしてもう一人生まれました!


Lussebullar


今日はファースト・アドベント。スウェーデンでは今日からクリスマスマーケットが始まり、街はクリスマスの飾りで一色になり、イルミネーションで彩られます。家庭ではお母さんが子供たちとルッセブラーというサフランパンを焼き始めます。これがおいしいのなんのって。焼きあがったばかりのパンを頬張る至福の喜びはスウェーデンの子供でないと味わうことはできないでしょう。お母さんが焼き上げるこのパンはスウェーデンの家庭で守られてきた伝統ともいえます。

スウェーデン国営放送のSVTがまとめたビデオがあるのでご紹介しておきましょう。1963年の映像です。みんな背筋がピッとしていて風格たっぷりですね。昔の人はすごいなぁ。

Hemma med Ria(SVTより)

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Godis


スウェーデン人にとってキャンディーは切っても切れない存在になっているみたい。フランスからスウェーデンに引っ越して、こんなにキャンディーを食べる人種はいないと思った。スウェーデンの新聞アフトンブロデットによれば、どうやらスウェーデンのキャンディー消費量は世界一と言ってよいほどのよう。COOP(スーパー)だけで、年間1,4トンものキャンディーを売ってしまうらしい。普通の小さなお店でも134種類のキャンディーを揃えているというのも驚いてしまう。すごいねぇスウェーデンは。

余談だけども、スウェーデン人はしょっぱいリコリスが大好きで、それじゃあ梅干もいけるだろうということで、近所に乾燥梅干をお裾分けしたことがある。予想通り乾燥梅干はスウェーデン人の間で大ヒット。あれよあれよとボクの大好きな乾燥梅干はなくなってしまいました。スウェーデン人と日本人は結構味覚が似ているんじゃないかなぁと思う。

参考:Aftonbladet

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Pepparkakor


同僚のボビーがジンジャーブレッドマンって呼ばれていて、かなり笑える。

ところで、スウェーデンのジンジャーブレッドはペッパコッカ(複数でペッパカック)って言われて、どこの家庭でもクリスマスが近づくと日本のコタツの上にみかんが置かれるのと同じように、ソファーテーブルなどの上にこのペッパカックが置かれるようになる。で、これがおいしいんです。日本ではANNA'Sのペッパカックが売られているので是非食べてもらいたいのですが、あのシナモンの香りの聞いた香ばしいクッキーの味は、一度食べると止まらないおいしさなのです。

去年はたくさん上さんのお母さんに作っていただき、みんなでバクバク食べておなかが一日中膨れていました。さて、今年もクリスマスにスウェーデンへ帰るのですが、ヨーロッパを離れた今、スウェーデンの本質を求める生活のよさに改めて気づかされるのだと思います。だから、ペッパカックの一つくらい作り方覚えてこようと誓います。

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Princess Cakes


スウェーデンのケーキといえば、これ。プリンセス・トータ。とってもおいしいこのケーキを手作りしているスウェーデン人主婦たちが撮影した写真を集めたサイトがあるので紹介します。
DEKORERA MERAスポンジケーキをたっぷりの生クリームで覆い、その上にマジパンをかぶせたのがプリンセス・トータ。マジパンに馴染みのない日本人には、この写真を見た限り、硬くて味が濃そうでまずそうなのですが、実はこのマジパン、甘さ控えめでとってもやわらかいのです。だから、中の柔らかスポンジとほんわりクリームにとてもマッチして、ほっぺたが落ちるほどおいしいのです。

それにしても、いろんなスウェーデン主婦がいるもので、ジーンズのケーキや汽車のケーキなど、見た目はおもちゃそのものになっています。

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