HOBO-SAN JOURNAL SWEDEN

スウェーデンでシュールストレミングを食べて子供が生まれました。もう3歳になりました。そしてもう一人生まれました!


Allram Eest Christmas Calender

クリスマスになるとお馴染みスウェーデン国営放送のSVTで放送される子供番組アルラム・エスト。去年も紹介したけど、この番組内容がかなり奥深いところまで行っていて、観ていてとても楽しい。マペットはディテールにかなり凝っていて、スウェーデンらしくもものすごい繊細な雰囲気が漂う。完成度の高い音楽も必聴。このマペットの作成者Petter Lennstrandsのサイトhttp://www.bla.seには彼の作った作品が並んでいるのでこちらも必見。

クリスマスになるとヨーロッパにはクリスマスカレンダーが並びだす。それで、スウェーデンでは60年代からSVTでそのクリスマスカレンダーを視聴者と一緒に一枚ずつ剥がしていく番組が作成されていて、2004年のクリスマスは、Allram Eestがその担当に。それでボクもこのカレンダーを早速買いました。実はこれ、SVTのサイトで放送分は全部観れてしまいます。ということは、日本に住んでいる皆さんもこのカレンダー剥がしに参加できる!

あるエピソードではボクの一番好きなキャラクターEster(エステル)が体の大きいFranke(フランケ)に「どんだけ僕たちが似ているかわかるかい?」なんて聞かれたのに対し、「そんな風に思わないわ」なんて答えてどれだけ自分たちが違うかを説明すると、フランケは「でも、遠い距離から僕たちのことを見てみると、僕らはどちらも点にしか見えないんだよ」なんて哲学的なことをサラッと教えてしまう。

スウェーデンの子供たち、これを観て育っていくなんてうらやましい。いやしかしだよ、子供がスウェーデン語を話せれば、どこにいたってSVTのおかげでこういう良質なものにインターネットを通して触れられるわけだから、スウェーデン語を子供にしっかりと身につけさせる必要性がことの他高いということだ。

それじゃぁ、今日から24日のクリスマスまで一緒にカレンダーをめくっていきましょう。

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